今回は、4CX-1600B×2のAmpの製作です

仕様は
  RFデッキ.電源部のセパレートですOutは軽く3kwです
  Tuneダイヤルは、今回大型のやつを使用します。
  完成は、来月の半ばです。
ケースはアイデアル製TW-500です
ダイヤルの大きさ真空管と比べてください、右制御基板

出来ましたよ
上RFデッキ下電源部
シャーシ加工が済みました
部品を付けてイメージを見ました
電源の完成です
トランスは、なんと5KVA余裕です
SWを入れて調整です
測定風景
高圧タップを上げたらCWで軽く4KW以上
SSB PEPでは、なんと5KWでましたよ
ぎっしり詰まったRF上部
1600B2本チムニーは、ガラエポ厚3.5mm
VCは5KV150PFでもZpが低いので十分
シールド板の製作は少し苦労しました
πL用のコイルと非常に価格が高かったBandSW
SG.CG.などの制御基板
ブリーダは合計1KΩ300mA以上流しています
RFデッキのシールド板を付けました
このタップを右にやるとSSB PEP5KW

製作者から一言
 このAmpは4CX-1600B×2.1.9-14MHzです、耐久性などの問題からBandを欲張らずに安心できる設計です、このクラスのAmpでは
1.9-28MHzなど私の技術では、とても満足できるものが出来ません、User様にご理解を得てこのようなBand設計になりました。
 Outが3kwと言うことですが、耐久性やこの球の実力が知りたく思い切って研究のため最大Powerを確認しました、予想通りIn100wOut5kwは
何とかクリヤーしましたが、チョット不気味な感じでした、高圧タップを上げHVは、3200V IP1.8AですBandは3.5MHzで確認しました。
 出荷時には、タップを下げHV2800V IP1.5A In60W Out3KWと余裕です、タンク回路のコイル(2mm)が細いと思われる方のために
少し説明を致しますPlateZpが低く約1KΩ.πLの為Load側約200Ωで変換率は5:1です、この変換率がコイルに与えるストレスの元です
4CX-5000Rなどでは、πLでない場合の変換率は40:1です、これからするとこの太さでも十分です、よくπLの2次側のコイルは細くても良い
と言われるには、変換率が4:1と少なくコイルのストレスが少ないからです。
 ついでにPlateVCの耐圧ですがZpが低いと耐圧が低くて済みますZpが1KΩOut5kwの場合電圧は3KVです、普通は倍で設計しますので
6KVですので今回の5KVでは、少し心配ですが常時3KW位であれば全く問題がありません、実際5KWでもVCからの異常は確認できませ
んでした。
 今回πLを採用したのはスプリアスの問題だけでなく、上記の理由の他Band SWのストレス軽減にもよく貢献しています。
 入力回路は、TAYオリジナル魔法のマッチング回路です、1つのマッチング回路で各Band反射は、殆ど確認できませんこの回路は、
GKでしか採用できません、構造は以外と簡単ですヒントは、グランドに対してCGのC容量をキャンセルさせることです。