4CX-1600B シングルバンド Amp

今回初めて4CX-1600Bという新しい球を使用してAmpを製作しました
この球は、Svetlanaロシア製で4極管です、Eimacの4CX-1000Aと特性は
同じ感じで製作しました。
特徴としては、1本で2kwは余裕で出ます動作は、4CX-1000Aと比べると
大人しいような感じがしますし、球が安いのが何と言っても魅力的です。
ソケットは、純正のSK-3Aチムニーは、CH1600Bを使用しました。
このソケットは、GGでは使用が難しく仕方なくGKAmpになりました、InZp
は、抵抗で36Ωです。


見慣れた面構え

上蓋を開けたところ
見慣れた部品配置
さて何MHzのコイルでしょう
ケースを外したところ
右上高圧整流基板
ソケット回り SGブリーダー抵抗3KΩ×2=1.5kΩ
制御.SG.-C電源基盤


製作者JA6TAYから一言

 初めてこの真空管を使用しましたが、4CX-1000Aを培った技術を駆使すれば4極管であっても素直な動作をしました。
 ポイントは、SGのインピーダンスを下げるために1.5kΩにしました、SGのブリーダーには、200mA以上流しています
 ついでにCGも、直流的Zpを下げるためにバイアス抵抗にも30mAを流して安定を図っています、残念なことにこの
 ソケットは取り付けの金具がカソードになっていてGGAmpにすることが出来ませんでした、無理すれば出来ないことは
 ありませんが今回は、何故か諦めました。
 負荷時HV2.600VでOut2.2KW出ました、シングルバンドで能率も70%以上ありますので近い内にHV3.000v以上
 上げて使ってみます、予想としては、2.5KW以上でそうですので、2本で5KWAmpも可能ですね。
          この球結構使えるよ!! の印象です。