4CX-5000R 3.5-28MHz KW Amp

 今回から、暫く大型Ampの製作が始まります、真空管は得意の4CX-5000Rです、User様よりバリLをもっと大きいモノに出来ない
かとの相談を受け、USAより20日かけて30Aクラスの超大型バリLの導入です、あまりの大きさにRFデッキ(430*660*350)に内蔵で
きるか、とても心配でした。

 入るには入りました、ギリギリで少しでも変な動作をするとスパークなどの心配もありましたが、培った技術で動作安定性に気を
配り満足な数字が出ました、勿論28MHzは、付いているだけでまともに動作しません、この件は製作に入る前に、User様に説明
しましたので、問題は起こりませんでした。

 今回注文時に、エキサイターFT-1000MPMK2を使用してA級動作、つまり75Wでフルドライブ出来るようにとの指摘がありました
ので7MHz以下では、InZP500Ωのハイ、インピーダンスで受けています、利得は20db以上取れています、10-14Mは350Ω、
18-21Mは250Ω、24-28Mは150ΩとBandによってInZpを切り替えています、全Band500Ωで受けるのは、私の技術では無理で
すよ。

 コントローラーも、Bandは切り替えできませんが、手元で操作できるように実装しました、ついでにAmp本体に感知回路を内蔵
して、POWER/SWRも手元で確認できます(但し5KWまでです)。

完成したAmpです。
電源部の製作完成
これが内部です
高圧トランス12KVA
左側、ヒーター.SG.CG.制御電圧
左から、1次側電圧、高圧、SG電圧
初導入のバリL、本当の30Aて、こんなにでかい
シャーシーの上に部品置いてみました。
ウ〜ン入るかなぁ〜
シャーシー加工です。
入っちゃったよ
真空管、ファンが小さく見えます
ギリギリ、コイルとVVCの間15mm
えらそうに、真ん中に座っているバリL
4CX-250Bとの比較、こんなにでかいのよ
パネル面の加工
メーター類、カウンターダイヤル取り付け
裏から見ました、少し恥ずかしい
RFデッキに取り付けてみました
ビッシと決まりました
怪我をしないように、養生シート
完成したRFデッキ
どこから見ても、大きすぎるバリL
バリL、0でも28MHzコイルこれ位です。
良い感じですね
裏です、スッキリしていますね
入力同調、RLで切り替えています
魂挿入中
10KWが当たり前になりました
コントローラーとPOWER/SWR手元で確認
今回のコントローラーです
アイドリング時のメーターの振れ
10KW時のスプリアス特性