4CX-5000R Amp 7-28MHz納得の1台

 今回気に入ったバリLが手に入り、7-28MHz用Ampの製作を行いました、Userは14MHz以上が希望であり3.5MHzを入れると、
このクラスのPowerをHiBandで、安心してダミーで運用できません、最初は3.5MHzも入れる予定でしたが、28MHzで満足な
部品が手に入らない事と、とても気に入ったバリLがあるので、7-28MHzにするように説得して、納得してもらい製作を行いました。

 結果は、予想通り満足な動作状況です、VVCも5-100PFと最低容量が少ないものが使用でき、28MHzでも適正なコイルのQ
が設定でき、タンク回路の能率が良く、コイル自体の発熱も少なく大変FBな結果となりました、久しぶりにマルチバンドAmpでの
28MHzが、納得できるものが出来上がりました。

完成した4CX-5000RAmp
RFデッキ
今から加工を始めます
SGのパスコンこれが大変重要
完成したRFデッキ、タンク回路
vvcは5-100PF
アナライザーで確認中
中古の良い玉がなく、新品を挿入
これがお気に入りのバリL減速機付き
この接触面、大容量です
電源部、部品を置いてみました
今回のコントローラー、サッパリしている
FT-847で、テスト中
アイドリング時HV7.8KV Ip0.4A
Out7KW時 HV6.8KV IP1.5A
オイルコン4.5KV 32μF 2個直列使用
HVブリーダー 100K 200W 3個
Load切替とRE-6B
裏の全体「です
入力同調回路、24.28MHzは、チョット違う
入力Zp切替


製作者JA6TAYより一言

 久しぶりHFでの納得いくAmpが出来ました、このバリLは3ヶ月ほど前USAから9個購入しました、現在は残り6個しかありません、一目見ただけで
大変気に入りました、まず全ての部分の接点容量が、十分であり、ギヤ付きでもあり、理想的な構造をしています、但しインダクタンスが6μH程で
7MHz以上でなければ使用できません。

 この手の大型Ampで1.8-28MHzなど出来るわけもなく、Hi.Low最低でも2台は必要です、Hi.Band用としては、これ以上のものは手に入れそう
もありません、動作状況も28MHzで連続5KWもビクともしません、シングルバンドなみの信頼度です、7MHzからですので、VVCも5-100PFが使用
でき、いつも問題になっていた、最低容量のネックもなく、理想的なタンク回路になり、今までごまかしに近い動作も、完璧になりました。

 スペックは、In120W で7.14MHz8KW 21.18MHz7KW 24.28MHz6KWになっています、In.Zpは300Ω.250Ω.210Ωと動作安定のため
高い周波数では低く抑えていますので、4極管らしからぬ動きをしています。 

 このバリL、6個でおしまいです、1個は自分用にとっておきますので、5台分製作できます、予約は早めの方が良いですよ〜、このAmp玉無しで
950.000円程度です(HiBandで使用できる中古の玉無くなりました)。