7F37Rを使用して6mAmp製作しました
ユーザー持ち込みの、真空管7F37R、ソケット、チムニー、VC、RJ-1Aを使用して50MHzAmpの製作です。
まず初めての、真空管ですので、規格表をじっくり眺めました、Plate電圧が高く、電流が少ない、高電圧低電流の
真空管です、Plate.Zpが4KΩ以上あり、大変使いづらい特性です、Out1.5KWの予定ですが、Zpが高いので、インピーダンス
変換率が高くなり、3KW程度のタンク回路をイメージしないと、失敗します。
今回上記の事と、スプリアスなど考えて、タンク回路はπLで決まり、Load側Lも大きめにしますので、LoadVCも耐圧
の高めのモノを使用しました。
初めての球であるため、SGパスコンの自信がなく、コリンズタイプのSG.GNDを採用しました、電気回路的には、少し
複雑になりますが、安定しています。
G.G動作での、製作を行いましたが、In100WでOut1KWと上手くドライブが入らず、仕方なくG.Kに変更して、Inは100Ω
の抵抗で受けています、GGで何故上手く行かないか原因は分かっていません、納期の問題がありますので、時間を掛け
ませんでしたが、今思うとCGのパスコンに、問題があったかもしれませんね。
電源トランスは、規格の注文では鉄心タイプが入らず、金額が高くなりましたが、カットコアタイプになりました、起動電流が
大きく流れますが、ステーップスタート回路を内蔵していますので、問題はありません。
Plate電圧4200V、SG電圧500V、CG電圧-80V(カットOFF-160V)、ヒーター4V、低圧コントロール電圧28V
いつものフロントマスク | 背面、トランス冷却用ファン | 今回採用のカットコアトランス |
初めて使用の真空管7F37R | 真空管を挿入しました | SGグリッドリング、直にGND |
裏のシャーシ加工終わり | VC.GND用に銅板を敷きました | 空気は頭から逃げます |
チムニー頭に入らず加工しました | フロントパネル取り付けました | VC.GNDガッチリ銅板に接続 |
基板類取り付け | RF主要部品取り付け | G.Gソケット回り、SGブリーダー5KΩ |
後で変更になりますが、G.G回路 | ファンの取り付け前 | 配線済みましたが |
SG.CG、コントロール基板 | 完成したRFタンク回路 | Load.280PF、Plate15PF |
パラ止め20W無誘導抵抗 | Lが多めのπLコイル | 最終的には、G.Kに変更しました |
楽しい魂挿入 | 結構ぎっちり詰まりました | ファンとトランスの位置関係 |
2KW.30dBATTに20dB接続で合計50dBです | 自分としては素晴らしいスプリアス特性 | 2500Bスラグ目標達成しました |