7F71Rを使用して、究極の2mAmp製作しました。
                                                                                2006.Aug.18

 7F71Rを、2mで限界に近い動作を確認しました、目標はOut5KWです、製作は1ヶ月ほど前に完成していました、
Birdエレメント、5000Cがなく、2500Cや10000Bで大凡の値を確認していましたが、正確な値が知りたく、注文中の
5000Cを待っていました、Birdでも通常在庫でなく、入手に2ヶ月ほど掛かりました、5000Cが到着しましたので、久し
ぶりにHPの更新になりました。

 このAmp、Ant給電は、2線式を使用しますので、本体自体にAnt切替回路は内蔵していません、Out共振回路は
W6POタイプですが、同調板やOut取り出しは、独自の方法です、動作はG.Gです。

 以前製作した、7F71R.6mも一緒に内蔵しました、2階建ての19インチラックAmpです、電源も共有できるように、
高圧切替RLや、ヒータートランスは2個使用しています、高圧電源も2波同時発射できるように、3相10KVAと大型
なモノになっています。

完成した7F71R.6m.2m、2階建てAmp
ソケットの上で、重要な共振回路製作
カップリングは、200PF、7.5KV全部で4個
ガイシスペーサは60mm
銅板の幅45mm
面倒なシャーシ加工と、製缶
順序よく組み立てます
ソケットを取り付けました
ソケット自体は切らずに、収まっています
得意のカム式、調整機構
共振板短く、何度も作り直しました
真空管はNEC製です
Plate.Rfcです
ソケットの裏、部品はすくないです
フィラメントRFC
SGブリーダー抵抗3.5KΩ、100W
入力同調、VCは10PFが2個
回路は簡単SWRはベタ落ち、吸い込み抜群
電源製作ギリギリ収納できました
3相高圧整流基板
高圧トランスは、3相10KVA
オムロン製高圧RL、AC4KV-1A規格
完成したRFデッキ
やっと来た5000C、$230は高い?
2500Cと5000C直列接続で確認
5000C、2.5KW通過時
2500C、同じく2.5KW通過時、ほぼ同じ
測定風景
でました!!、5000Cエレメントです
In110W、Out5KW、約40倍
入手したばかりの5000C
EP-5.2KV、IP-1.55A、能率60%以上と思う
100Wに改造したIC-7400


製作者JA6TAYから一言

 7F71Rこれで、1.8-144MHzまでの製作完了しました、この真空管とソケット、金額的に高くなければ、今後沢山使用
したいですね、いつも純正のソケットを使用しているせいか、動作安定は最高の部類です、特筆はGGでも充分な利得
があり、シングルBandではGGで決まりですね。

 各電圧は、EP無負荷時に5.8KV、1.5A負荷で5.2KVと少し高めです、SG電圧も650Vでブリーダ抵抗に180mA程
TX時に流しています、最大Out時にはSG実質電流20mA程度流れています、CGカットオフは-140Vで、アイドリング
時には-80Vです。

 2mで、Out5KWこれ以上の計画はありませんし、製作も行いません、これが私の人生での製作では最高になるはず
です。