Ant切替器を2組製作しました。

 室内用、Ant.4回路、TX.2回路で壁に取り付けるタイプです、TX切替がありますので、アイソレーションが重要となりますので、
使用しないTX側はGndに落ちます、今回Ant切替には、補正用コンデンサーを使用せず、キャビティ(?)的な感じで構成して、
どれくらいの性能になるか、大変興味深い研究となりました。

 ネットアナでの特性は、思ったより良く30MHz迄SWRは1.1(14MHzは1.03)以下です、今まではコンデンサーを使用して、
周波数補正など苦労しても、各Ant端子で完全な均一の特性がえられることが出来ませんでした、Data表を見て分かるように、
ほぼフラットです、各端子のアイソレーションも-60dB以上獲れていますので、問題が起こることは少ないかと思います。

 次に屋外用の、受信用Ant.8回路切替です、これば1.8MHzビバレッジ用です、高い周波数でのアイソレーションは良くあり
ませんが、2MHz付近では-40dB程度獲れていますので、1.8MHzで使用を限定すれば、問題が起こる数字ではありません、
部品点数を減らし、コストダウンを意識して製作しました、コントローラーとの連絡線は4本で、8回路切り替えています。

ケースはタカチ電機BCシリーズ
RLはオムロンG4F-1123T、12V
周波数補正用銅板です
RLに接続しました
確実に半田付けします
銅板が斜めに見えますが水平です
コネクターは全てN型、完成しました
リモコンです
TX.A-ANT.1SWR特性、縦スパンは0.1単位
TX.A-ANT.4のSWR特性、殆ど変わりなし
TX.B-ANT.1のSWR特性、
通過ロス、殆ど測定できない範囲
気になるアイソレーションもこの通り
Ant同士でも同じようなモノ
屋外ビバ用Ant.8切替器
RLは3個で済ましています
コネクターは全てM型です
左側自作端子板は、連絡線用
ネットアナで測定中です
リモコンです
あまり良くないが、]1.8MHzでは充分でしょう