状況 1.9MHzでPOWERが安定して出ません

トラブル分析

初期では、PLATE付加コンデンサー切り替えを
別のライン上で行っていたのでABCDに行く方向
でインピーダンスが乱れてコンデンサーにRF電圧
が異常にかかり接点C.Dからスパークしたと推測される
 この時3.5MHzでは、PLATE付加コンデンサーが
合計642PFになり(バリL最大インダクタンス少ない
ため)効率が得られなかったかめ後に変更すること
になった。
 LOAD付加コンデンサー切り替えはオムロンの
LY4 接点容量10A×4のようなもので十分使える
ことがわかった。


これが現在の形ですPLATE付加コンデンサー切り替
を同一ライン上にしたのでコイル側に行くにしたがって
インピーダンスが確実に下がるので動作安定に効果が
あった。
 しかしC点が300PFの場合7.10MHzでスパークした
原因は、よく分からないが何かに共振しているかもしれ
ないと思い容量の違うCにすると問題はなっかた結局
50PFにして3.5MHzで192PFにしてGのコイル使用し
(初期では、1.9専用)3.8Mでは、バリLがほとんどショート
状態になったが動作がすこぶる安定した。
 問題は、1.9だコイルを追加したいがやらずに750PF
を追加して合計942PFにしてうまく行くかだ・・・・・
 この場合LOAD側のCが4000PF以上になりコイルのQが低いためCの負担が大きくなり発熱のため容量が変化し
同調点が変化し(2KW位で)使い物にならないことが分かったLOW.L HI.CでもPLATE効率も変わらないしスプ
リアスも2.3倍では-15dBほど悪化する程度である事も分かった。
 しかしこれ以上電流容量大きいCも手に入らず仕方なく1.9MHz用追加コイル巻くことにしたが部品の入手(RL)
がすぐ出来ない事とスペースの問題と頭が痛いところです。
 以上の理由でもう少し時間を下さいかならず期待するものを製作します(何回もずらして本当にすみません)


A
B
C
D
E
F
G

PLATE C
LOAD C+1000PFVVC
1.9M
ON
ON
ON
ON
ON
ON
OFF

942PF
4400PF

3.5M
ON
ON
ON
OFF
OFF
ON
OFF

192PF
1400PF

7M
ON
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
ON

 92PF
400PF

10M
ON
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
ON

 92PF
400PF

14M
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ON

 62PF
400PF

18M
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ON

 12PF
400PF

21M
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
ON

 12PF
400PF

   
  A.B.C.D.G  マグネットRL改造
  E.F       オムロン LY4 24V

適正Q12 プレート.インピーダンスZP 6800(HV)÷(1.4(IP)×1.8)≒2700Ω の場合


インダクタンス(μH)
PLATE C((PF)
LOAD C(PF)
1.9M
20

400

3000

3.5M
10.5

200

1500

7M
5.5

100

800

10M
3.5

70

600

14M
2.5

50

400

18M
2

40

350

21M
1.7

35

250



以上の値で設計するのが当たり前だと分かってやっているのでご心配なく
 コイルのインダクタンス調整など細かにやってもPLATE効率.スプリアスなど大して変化がないことも分
かっています問題は、いかに決まった部品.スペース.コストで遜色なく動作する技術的研究です。
 莫大の費用、部品の入手の問題がなければ技術的研究は、あまり必要がないものですが今の環境では、
致し方ないものです。 
 私の研究結果がみなさまのこれから製作するときに少しでも役たてばと思いがんばっています次回の更新
時良い結果が報告できればよいですね。