UJ-106LDSを2台電力合成して趣味の範囲で実験しました、構成は分配合成ともウイルキンソンで行っています、Bird電力計10000Bと5000A
を直列に繋いでいるのはDataを取るために低い電力でもある程度正確に読み取れるようにしています、実際低い電力(1KW程度)では10000B
の方が低めに表示します、利得は500Wから8KW程度までほぼフラットに20dBになりました、9KW+迄確認しています、これ以上は使用している
電源R4850G6の電圧降下が出てきます、UJ-106LDSはMRF1K50H×2パラプッシュユニットを2台合成しています、表示しているドレイン電流は
1ユニットの電流です、全体で4台のユニットですので4倍の電流になります、入力は約12KWでしょうか、Out9KW+ですので満足できる動作状態
と思います、FT-8等を意識してOUT/5KWでモードRTTYで15秒毎のTRXを暫く繰り返しましたが、合成のアイソレーション抵抗発熱(合計100Ω/20W)
は結構ありますが焼け落ちる心配はなさそうです、この時のDriveは約50Wドレイン電流は約41A(×4)でしたドレイン入力は8.6KWでしょうか

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UJ-106LDS×2電力合成テスト風景  左10000Bエレメント右5000Aエレメント ドレイン電圧53Vドレイン電流58A 
   
 電力合成部InはN型 Out7/16 ケーブルRG-11 アイソレーション酸金抵抗100Ω/5Wシリパラ接続。  分配機アイソレーション抵抗100Ω/5W(セメント抵抗) ケーブルRG-187A センターが少しズレている
   
分配器ケースは全てTAKACHI電機  分配器→UJ-106LDS×2→合成器 通過ロス測定0.7dBこのままで問題なさそう