FWD/REF、SWR計の心臓部である感知回路の研究です。

 最近はHi.PowerのSWR計がなく、久しぶりに新しい分野での研究を行いました、Hi.Powerでの故障は、
通過電力のピックアップ部分での結合コンデンサー焼損が殆どです、今回耐圧を確保するために、両面基板
を用いてCを構成しました、Hi.Power仕様ですので、感度は低くても内部でのSWRの乱れを少なくする事が、
メインテーマになります、周波数特性も160m迄誤差なく測定できることも重点に置いています、メーターは
100μAを使用していますが、最低測定電力は50Wと感度も充分に?低くなっています。
                                                               2011.Nov.08


 回路図ですが至って普通です、ミソは*のコンデンサーです、基板の裏表で構成しています、今回Ant切替器に
内蔵してみました。

最初はピックアップ平行ビニール線で構成
コアや巻き方も色々研究しました
C結合は両面基板を切って製作
ケースに入れて見通しが立ちました
思い切って基板化にしました、C結合に注目
中心はテフロンパイプに1.6mm
満足した特性になりました
入手困難のG4F-1123Tを使用して切替器
感知部と切替部の接続
シールドケースを被せて完成
コネクターは拘りのテフロン製
トリマは基板の裏、ヌル調整用穴