QRO製 HF-3DXの修理を行いました

 4CX-1600B×2のOUT3KW Ampです
 修理内容は、HiBandでBandSWからのスパークと各Bandでの
ドライブPowerの平均化とオフディレーの追加です。

 拝見したところ、21.28MHzで2kw位のPowerになるとLow.Band用の
追加コンデンサーの接点で激しいスパーク発生。
 ドライブPowerは、60wでフル(3KW)になるところもあれば特に
21MHzでは、10W位でフルになり、とても使いづらいものでした。

 スパークの、対処法としてはアースラインの強化、追加コンデンサーの
取り出し方法など培った経験でクリアーしました。
 ドライブPowerの平均化は、入力同調回路の大幅変更4CX-1000Aなで
採用している魔法のTAYオリジナルマッチング回路で解決しました。

QRO製のAmp初めて見ました
かなりコンパクトにまとまっている
此が問題のBandSW
スパークの後かなり強烈でした
28MHzのタップも焼けています
リードの取り回しタップの位置の変更
背面を外すとこうなる
マッチング回路に同軸ケーブルを使用していない
オリジナルのファイナルソケット裏
ここに魔法のマッチング回路を挿入しました
VCのアースラインも見直ししています
オフディレー小型トランスは、ファン用