お待たせしました、GS-35Bオカモチ2.6mバージョン完成です。

430MHzのオカモチと比べて、共振回路の違いはありますが(430M同軸キャビティ、2.6m-W6POタイプ)能率利得ともあまり
変化がなく少しがっかりしました、能率は2.6m共に60%弱(430MHzでも50%程度ある)利得も25倍程度と期待を少し裏切りま
した、7F71Rでは同じW6POタイプですが能率70%程度あり、この球高い周波数まで使用できるのですが、低い周波数でも
同じ動作特性のようです。

 EPが無負荷5KV、負荷時4.3KVでの特性ですが、2.6m共に3KW程度まで、安定してPowerが取り出せます、実験的に
は4KW近く行きましたが、ドカーンと爆発しました、その後真空管などは生きていましたので、割と強い感じがします、3.5KW
程度から熱ドリフトを感じます、3KW程度は、ドリフトを感じなく安定してOutしてくれました。

 2m製作で、思わぬ体験をしました、Lが短くドンドン長くしてゆきましたが、天井にギリギリの所でもLが足りなく、PlateCを
多目に実験しましたが、Plateとフラッパのクリアランスが狭く1KW程度でスパークを始めテフロンシートが真っ黒になりました、
(写真参照)そこでLを円形状に巻いて、インダクタンスを稼ぎクリアランスを増やしPlateCを少なめにして解決しました、
GS-35B大変Cpgが小さく、実測で9PF程度でした、他の球も測定してDataを取りましたが、7F71Rなどと比べて半分以下とは
恐れ入りました。

                                                                        2007.Feb.05

オカモチ2.6mバージョン
バーニアは36mm使用
高級取っ手
ファンはMB1255-D
Plateソケットの製作です
リン青銅は0.2mmです
綺麗に挿入できました
仕上げが今一ですが、性能には影響なし
ジュラコンスペーサ5mm80mm
カップリング150PF.5KV
2mキャビティ部ほぼ完成
ソケットはChina製既製品です
2m用のキャビティ
Outピックアップ部
PLATE.RFCとパスコン、1000PF7.5KV
ケースに入りました
Plate用Cフラッパ
得意のカム機構PATなし
ソケットの裏
2m簡単な入力同調回路とヒーターRFC
VCは10PFが2個
全然足りなかったL
GS-35Bなんと9.4PF
3CX-3000A7は28.7PF
4CX-5000Rは24.5PF
7F71Rでも18.1PFある
沢山製作した短い共振版
無理矢理Cで合わせると、こうなります
これが最終のL
インダクタンスが簡単に獲れます
エレメントは5000C、3KWまでは安定動作
2m中押しを入れて、最大Out確認ドカーン
これからは6mですコイル以外殆どAlso
巻き数も今までの経験より1T多いです
OutになにやらLが、これ秘密
6m入力回路VCは50PF
裏ですが、見るところがあまりない
6m中押しなしで頑張っています
Out2.5KW、In120W利得は並みでしょうか
エレメントは5000Aです
テスト用電源、EP4.3KV、IP1A、IG300mA
ICOM用Band.Data基板、関係なし