1.8-28MHz、までHi.Powerで耐える究極のRFCを研究の結果発見しました。

 過去研究された方は、どのBandでも共振しないように疎巻きや密巻きなど変えて再現性の少ないRFCを製作して
いました、良いかと思っても、真空管や環境が変わると、ホールが発生してそのたび巻き方の変更など厄介なことで、
最終的にはRFC、2本立てで、Hi/Low.Band切り替える安易な方向へ走っていました(これでも完璧ではない)。

何故か80μH以上なると、ホールが出来やすくなるのか不思議です、1.8MHzでは100μ以上でないとRFCの
発熱やパスコンの破裂などが起きます、Low.Powerでは何とかなりますが、Hi.Powerでは、対策にも限度があります。

 何十個もRFCを巻いていると、線間の容量が大きく左右されることが分かり、1本ずつ間隔を空けて巻くと全く
ホールが出ない事に気がつきました、しかしこれではRFCが大きくなり収納が難しくなります、そこで3-10T等間隔
で巻きDataを獲りました、ホールの確認は、実際All.BandHi.Powerを入れて素手で発熱を感じ取ります、完全に共振
すると、一気に焼けてしまいます、その繰り返しで、何Tが妥協点か判断できます、最終的には3T-4Tになりました
等間隔で巻かないと返って共振点が増える事も分かりました。

 最終的には、径30mmで全長190mmのテフロン棒、4Tの等間隔でコイル長が150mmでインダクタンスが110μH
程度になります、現在、3CX-3000A7、4CX-5000R、4CX-10000D、4CX-15000A、で実証済みです。

 コイルの固定は、セメダインスーパーX2を使用しています。

                                                                                                   2013.Dec.31
完成した究極のRFC
色んな巻き方を試しました
成功に近づいてきましたが、完璧でない
ご覧の通り焼け落ちてきました
拡大すると焼けています、手で触れな位熱いです
沢山巻きました
これが最近にない大発見のRFCです
4CX-5000R
4CX-10000Dも
4CX-15000Aも
以前は解決方法として、RFC2本バキュームRLで切替
回路図です、1.8MHzの時OFFになります