13MHz高周波電源改造編

 今回高周波電源を、3.5MHzAmpに改造することになりました。

 RFデッキのみ改造すれば簡単と思いきや、やってみると殆ど最初から製作するのと余り変わりません
 まず電源回路構成ですが、オリジナルの物をそのまま流用する事が無理だ分かり全部バラしてしまいました。

 Outは3kw程度です高圧が4.500V負荷時では4.000弱.SGが600Vと低く此が限度のようです30%位電圧が
 上がると気持ちの良い物になりそうですが、トランスを交換するわけにも行かず仕方のないところですね。

 不思議な事がいくつもありました、まず高圧の平滑コンデンサーがありません、いくら3相といっても全く無しでは
 と思い6KV4μFを追加しました、次にヒーターが整流してあって直流で点火していました整流器の発熱が大きく
 基盤が焼けていましたので、取り外して交流点火にしました、つぎにSGに直列に2KΩが付いていましたSGは
 なるべくLowインピーダンスするのに、多分SGラッシュ時に電源保護のつもりだと推測されますが、その為不安定
 動作に成りやすい状況を作りますので取り外しました、他にも気の付いたところがありますが。

 プロの機械といっても、私から見たら部品配置など完璧な設計とは、いえない部分がいくつもあり、私も自信が
 大いにつきました。(多分自信過剰でしょうね)
 
此が噂の高周波電源
とてもぎっしり詰まっている
13MHzのファイナルBOX

右に2個あるBOXは、中押し用TRAmp
3相用の高圧電源4KVAでした
ファイナルBOXの部品を全部外しました
何がなんだか分からずハーネス全部外しました
3.5MHzに改造したファイナルBOX
バーニア.メーター2個追加 HV.SG計
チョット失礼して真上から撮影、僕の足邪魔ですね
高圧オイルコン追加しました
分かるかな贅沢にもバキュームRL採用

Load用調整つまみ