為になるリレータイミング回路の研究

 TRX切替のタイミング、最初OUT/RL切替が動作して次にIN/RLが確実に動作する回路、皆様どうしていますか?、
このタイミングが逆になると、オープン状態でOutすることになり、タンク回路のスパークや真空管の劣化にも繋がり
ます。

 今回、OUT用バキュームRLの代表的なVC-2(RJ-2B、VR-411、HC-2等)と入力用松下RLAP-3642K(HC-4)、
規格ではVC-2が16mSで、HC-4は20mS、(最近の汎用RLでも早い)、信号は懐かしのカツミエレキーを使用して
毎分100字程度のスピードで行いましたシンクロの測定では、4mSの差はなくほぼ同時であることでビックリしました、
そこで確実にタイミングを遅らせる研究です、目標は、10mS程度ですこの程度の遅れは、単点の連続でも不自然
さはありません。

 定数は、直列に100Ωの抵抗を入れて、コイルに33μF(現在は47μ)、で7mSでした、コイルにCが入るため戻り
も3mS遅れます、気になる方は、逆流用のダイオードを入れても良いですが、何も問題ないので私は入れていませ
ん。
                                                                                                  2013.Dec.31

RJ-2B同等VC-2、$95と破格値、右PanasonicHC-4シリーズ
カツミのエレキーで実験しました
ミノムシで定数変更
5mSで測定
確実に遅延しています、切れるときも
戻りが気になる方は、ダイオード追加、下の回路図参照